リスクとして知っておきたい・・・2011年11月11日 労基署・合同労組 対策セミナー

「お尋ねしたいことがありますので、下記により来署下さるよう通知いたします」
                                         ○○労働基準監督署
「突然ですが、貴社の従業員であるAが、○月○日付で当ユニオンに加入したことをご通知申し上げるとともに、下記のように団体交渉を申し入れます」        □□労働組合1111_p

  いきなり このような通知がきたら、どうすればいいのでしょう。
 インターネットで簡単に知識を身につけ、ドライに権利を主張する従業員が増えています。
 そんななか、きちんと法律を知り、しなければならないことを押さえておくことは重要です。たとえば労働時間管理にしても、良かれと思ってあいまいにしておくことがズサンであると厳しく指摘されてしまうのです。

 セミナーでお話ししたこと

  1. 会社が晒されているリスク
  2. いま、どういう賃金の状況か
  3. 労基署はどういう役所か
  4. 労基法はどういう法律か
  5. 残業代(割増賃金)はなぜ払わなければならないのか
  6. 是正勧告を渡されたらどうすればいいのか
  7. 労働局のあっせんを申請されたらどうすればいいのか
  8. 合同労組はどのような組合か
  9. 団体交渉はどうすればいいのか
  10. 労基署・合同労組で困ったことにならないために何をすればいいのか

 冷たい雨の降る寒い日でしたが、三条市、燕市、阿賀野市などからもご参加いただきました。
 ご参加の皆様からたくさんのご意見をいただきました。一部を紹介させていただきます。

 話し方も内容もわかりやすかった。ユニオン等の問題について、新聞等でも話題になっており関心があったが、事例や流れを教えていただき、参考になった。今回は賃金に関するトラブル事例であったが、いじめ、セクハラ、パワハラなどのトラブルについてもセミナーがあるといいと思う。           製造業 常務取締役

 労基法の基本的なポイントを再認識できました。会社としてやっておかなければならない点など参考になりました。             情報サービス業 総務副部長

 就業規則の整備、協定の届出等は気をつけてやっておりましたが、まだまだ慎重にしなければいけないことが、たくさんあると思いました。大変勉強になりました。   
                               製造業 取締役部長

 ポイントをわかりやすく説明いただき、大変参考になりました。
                               製造業代表取締役

 必要に応じて資料を集め勉強してきたが、基本的な部分で疑問を持っていた点がクリアになり参考になった。今回は一番問題となりやすい賃金等の問題が中心であったが、昇格等を含め 人事評価制度も根拠作りの大きなポイントとなる、この件も勉強したいと考える。                      運送関係 人事部長

 内容もよく理解できました。管理職について考え直してみます。
                               製造業 総務部長

 非常に丁寧にご説明いただきありがとうございました。具体的に例を聞くことができ、会社でも検討してみたいと思います。       製造業 総務課係長