『KIZUNAアライアンス』12月例会

 大宮から株式会社OKUTA社長 山本拓己様をお迎えして、
【ミュージシャン・職人を経て経営者になった!240人をまとめる『自然体経営』の作り方】
のお話をお聞きしました。
stage リフォームという言葉が定着しているが、建築業界ではなんと言っても新築が花で、リフォームなどくず(?)のような仕事とされてきた。
 住宅の内装は木目調ではあっても実はビニールクロス、ビニールの壁紙で覆われている。そんな業界にあって、2002年9月に脱塩化ビニールを宣言し、塩化ビニールクロスの使用をやめた。
 量ではなく質を目指す経営、信頼を軸とした100年経営が可能なビジネスに転換した。経営方針の転換を理解できない半数の社員が退社したが、理念に共感できる社員を採用し、健康や環境指向のブランドを築き上げた。100年先を見据えて、持続可能な経営なのか、地域貢献、社会貢献ができているかを問いながらビジネスをしている。
12c.gif 音楽業界、鍛冶職人、リフォーム業を経験して思うこと。
 仕事(人生)とは、①ワクワクしているか ②気の合う仲間とやっているか ③食えているか の三つのバランスではないか。
 時間がない、生活できないと食うためを口実にして、ワクワクする時間、気の合う仲間との時間を失っていないか。もちろん食えていることも重要だが。
 【人は本来、成長発展し調和するように生まれています】
 締めくくりは、この言葉でした。

 懇親会も深夜近い11時半まで時間を忘れて大いに盛り上がりました。
 家族とのジーンときた幸せな一場面、健康診断でNGを出されて回復した・・・などなど、幸せ近況報告もすっかり定着、山本氏を囲んで楽しい時間が共有できました。