台風がやってきました。セミナー開始の時刻にあわせたように。
「予定通りセミナーはありますか?」開始前、そんなお問い合わせまでいただきました。
暴風雨の中、遠方より参加された方もいらっしゃいました。感謝です!
「録音してもいいですか」
過去に私の話を聞いたことのある参加者からこんなご要望もありました。
どうぞ!と快諾しましたが、繰り返し聞くに堪えるものであったかどうか・・・
セミナーの内容
- 労働時間と割増賃金の基礎知識
- 法定労働時間とは
- 労働時間になる、ならない?
- 法定休日とは
- 残業させる手続き
- 残業の「限度時間」
- 限度を超えるとき
- 【改正労基法】時間外労働の限度基準の見直し
- 【改正労基法】法定割増賃金率の引き上げ
- 60時間の数え方
- 代替休暇
- 猶予される企業とは
- 限度を超えるとき
- 【改正労基法】時間単位年休
- 労働基準監督署の監督指導の今後と対策
さまざまな質問、ご意見をいただきました。
「36協定は10人未満でも提出しなければならないの?事業所単位とは?」
といった基本的なご質問。
「法定休日労働の時間の上限規制はないのか?」
「管理職の労働時間管理はどうするのが良いのか?」
といった簡単に答えられないご質問。
「手待ち時間が労働時間だというが、賃金を支払っていたら経営ができなくなる」
といった経営に関わるご意見まで。
アンケートにもご感想をたくさんいただきました。
「異動で労務の仕事につくことになりました。何もわからないので是非先生のセミナーを聞いてみたいと思いました。歯切れの良いわかりやすい説明、大きな声、ファンになりました。これからもセミナーがあるようでしたら是非参加したいと思います。」
「私どもの会社は、猶予される中小企業であり、残業も月30時間程度ですぐどうこうという案件ではないのですが、考えなければならない内容だと思いました。」
「ふだんは経理業務担当のため、大変良い話を聞かせていただきありがとうございました。」
「最新情報が聞けてよかった。」
「改正内容自体わかりにくく、難しいと感じましたが、事例をもとに説明していただいたので理解することができました。」
「細かいところはまだわからないので、資料見直します。」
法改正はますます、残業時間を短くして成果を挙げること、労使協議を重要視した労務管理がもとめられていくのではないかと思われます。